パパ活で夢見がちなおじさんに、傷付く前に言っておくね。

マッチングアプリ「Paddy」で出会った50歳過ぎのおじさんの話。

写真プロフィールを見て悪くなさそうと思い、いいねを送るとすぐに返事が来た。

実際に会うまでは冷やかし半分でいいやと思ってて、あまりひどい感じだとドタキャンしてやろうと思ってた。

でも顔は写真と大差なさそうだし、そこまでひどい感じではなかったから私から声を掛けて、顔合わせ。

仕事上がりだからきれいじゃなくてごめんね、とお相手は申し訳なさそうに言ってたけど、スーツを着ていて年の割に身なりもきちんとしていたので悪い印象はなかった。

近くのコーヒー店に入り、一時間ほどお話。

私は最初にパパ活をする以上、お手当なしでは会えないこと、恋人のようなお付き合いは全く考えていないことを伝えようと決めていたが、お相手の方から先にある程度の金額を示してくれた。

その金額は特に高い訳でもなく、むしろ安めだと正直思ったけど、ちょっぴり気弱そうな感じだけど人柄もよさそうだし、長くお付き合いできる人がいいとは思っていたので、その日は二度目のデートも約束して別れた。

一週間後、二度目のデート。

おじさんからの提案でドライブになる。

知らない人の車に乗るのは怖いと言われそうだけど、何か危ないことがあれば途中赤信号で止まった時にでも車から降りてやろうと思ってた。

運転席のおじさんは他愛もない話をしながら、私とどんな関係になりたいかを話し出した。

おじさんがパパ活している理由は、学生時代にできなかった若い女の子とのお付き合いをして、当時のコンプレックスを消したいそう。

そこで何人か女の子と会ったんだけど、みんなお金の話しかしないから呆れちゃった、だって。

だって女の子は必要なお金を稼ぐために嫌々半分でパパ活しているんだよ、と口答えしちゃった。

私もそうだけど、女の子はお金をもってるからって好きでおじさんとデートしている訳じゃないし、昔のコンプレックスを消したいのはいいけど、そんなわがままに付き合う相手にはそれだけお金を出してくれないと女の子も困るよ、って言った。

おじさんは黙ってしまった。

そして三回目のデートの約束はしなかった。

あの日以来、おじさんから連絡もなくなった。

それでいいや、次の人に期待。

勘違いしないでほしいのは、女の子はおじさん達のおもちゃじゃない。

金さえ出せば何でもする女なんだろう、っていうパパ活男があまりに多くて正直気持ち悪い。

そして女の子がパパ活相手に求めてるのは、まずお金なの。

純粋な愛情とか精神的な支えとかなんか、お金に満たされた後の、また後。

パパ活で夢見がちなおじさんに、傷付く前に言っておくね。

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この記事を書いた人

性別:女
年齢:28さい
職業:カフェ店員
住んでいる地域:福岡
趣味:映画鑑賞、パパ活、ハンドメイド

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